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【拡散希望!】「戦場体験放映保存の会」〜出版記念トークイベント『戦場体験キャラバン』(彩流社)@ジュンク堂池袋
 
彩流社「戦場体験から学ぶ戦争の歴史」
入荷しています。

戦場体験を語ってくださるかたが年々少なくなる今日、貴重な
証言集が出版されました。
その記念イベントもご紹介いたします。

(1)<平和の棚の会ブックフェア開催記念トークイベント>

「戦場体験から学ぶ戦争の歴史」

日時:2014年8月14日(木)19:30より
場所:ジュンク堂書店・池袋本店4階Cafe
住所:東京都豊島区南池袋2−15−5
交通:JR/西武池袋線/東武東上線/地下鉄・池袋駅東口より
出演:鈴木邦男(政治活動家・一水会顧問)
   中田順子(事務局長)、田所智子(事務局次長)
料金:1000円(ドリンクつき)
<注>事前予約が必要。電話:03−5956−6111、
もしくは上記場所1階サービスコーナーにて


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「戦場体験放映保存の会」は、日本全国の元兵士の証言を集め保存して
きました。その経験を中田順子と田所智子が『戦場体験キャラバン』
(彩流社)として編纂しました。その刊行を記念し、これまでの「定番」話
からは決して見えてこなかった、意外な戦場の素顔や戦争を知らない
世代が活動の中で感じたことなどを、両者が語ります。

さらに、同会の発足時からの理解者であった鈴木邦男さんは、歴史の
魔力とそこに学ぶことの危うさ、さらに体験から学ぶ歴史を話します。

author:信愛書店 en=gawa, 10:14
-,
『タマロッド 叛逆』に見る民衆の熱狂、そして宴の後。エジプトはこれからどのように展開してゆくか。#エジプト #革命

国家とよばれる任意団体の最大行事、それが『戦争』だ。

『軍』の論理ですべてが貫かれていると、それをスムーズに
遂行することができるとかんがえられているので、お隣の寒い
半島の国ばかりか「自由」を謳う大国もみなおなじく『軍』の
論理に絡め取られている。

ちがうのはそれに異論を唱えてもたちまち殺されたりはしない、
くらいのことで、『国家』の運営を楽にしたいと考える愚かな
人びとは似たような道筋を選ぶこととなる。
(だいじょうぶか、日本)

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今朝の朝刊各紙にエジプト大統領選の結果、シシ氏が
勝利した報道が掲載されているけれど、これまではあまり気に
とめないできたアラブ社会の政変がすこしちがって見える
ようになった。

それは知人のジャーナリスト田保寿一さんが数年来エジプトに
通いながら撮影してきた現地映像を見せてくれたからだ。

はるか遠い、地球の裏側で、同時代を生きる青年や老人、
お姐さんおばちゃん、おばあちゃんたちが『自由を!
日々のパンを!』とさけびながらこぶしを振り上げている。

アラブ社会でこのように女性たちが街頭デモに参加し、
そればかりかシュプレヒコールのアジテーションに声を
あげて群衆デモをリードするすがたにおどろく。
みな発声が豊かなのはコーランの斉唱のおかげだという。
だれもがスピーチの名人だ(はじまるととまらない)。

映像の女性はみなヒジャブで髪を被って敬虔なイスラム教徒
を表しているけれど、じつは以前はそうでもなかったのに
ここ数年女性たちが変わってきたという。

民衆に自由を!
旧体制を打破!
変革を求める、いっぽうでリーダーは複数の妻帯をし、若者の
誕生日パーティでは手作りケーキにキャンドルを灯してハッピー
バースデイと英語で合唱する。


  
  (↑ click )『タマロッド 叛逆』ドキュメンタリー映像β版は72分

街頭でとつぜん息子を殺されて身も世もなく嘆く父、母。
どちらの陣営も明日の見えない不安の中で苛立ちをぶつける。

エジプト人はアイデンティティをさがしている、
ゲームなんだ、と大きな目を見開いて語る青年。

たいせつなものを手に入れるためには犠牲が必要なのだと
老俳優はしずかに語る。
じぶんにできることは、良い映画を作ることだ、とも。

理解しがたい現実を、そのままとりあえず受け入れてゆこうとする
民衆の逞しさといったものが伝わってきた。
軍事独裁政権誕生の予感もするシシ大統領選挙の陰にも
沈黙の大衆が控えていて、広場で熱狂に身を任せるもの
ばかりではないこともかんじる。

民衆に自由を、と市民運動のつもりではじめた『タマロッド』。
謎の多いムーブメントの広報を担った若い女性がことばを
選んで民主主義の実現のための理想を語るのが印象的だ。
エジプトらしい民主主義とはいったいなにか、強大な軍事政権の
誕生を喜んでいるように見えるのがふしぎでならない。

映像、出版関係者のこじんまりとした試写会ではこの複雑な
ドキュメンタリーに戸惑いの声続出。
革命と聞くと現場に行きたくなる、という田保さんの体を
張った貴重な映像をどのようにしたら作品として定着できるか。
課題の多い、けれど魅力的な素材だとかんじる。

組織を意のままにうごかす、それが『軍』の論理であるとすれば、
若者の革命ごころに火をつけるなどというのはじつにわかりやすい
戦略であったのかもしれない。
どっちに転んでも邪魔になれば排除すればいいだけのこと。

催涙弾が飛び交い重傷者死者が出るデモをスマホで撮りながら
さらに熱狂する民衆たち。

地球は熱い。

author:信愛書店 en=gawa, 11:10
-,
戦場体験放映保存の会が運営する戦場体験史料館OPEN!http://www.jvvap.jp/index.html「戦場体験を遠い昔の悲劇と片付けてしまうのではなく、子や孫や、其の先の世代の人に、私達の時代を考えて貰うための大事な歴史として遺したい」
マスコミなど新聞報道でも取り上げられていますが

戦場体験放映保存の会が運営する戦場体験史料館

ウェブサイトがオープンしました。


インターネット史料館 ⇒ 公式HPはこちら




トップページはこのようにはじまります。

こちらは戦場体験放映保存の会・事務局です。
ご訪問ありがとうございます。
このインターネット史料館は、体験者が自ら作る史料館です。

体験者の生の声をありのままに保存し後世に伝えるための場所
として、老若の有志によって2009年7月に設立されました。
そして2012年8月15日、史料館「電子版」を開設し、
インターネット上での体験記録の公開を開始しました。

電子版の開館当初に公開する資料は、映像化した証言
(インタビュー)の概要をまとめた文章です。まずは100名の
方々から公開を進め、順次範囲を拡大していきます。公開する
資料の種類も、段階的に証言記録本編(映像、手記、日記、絵画)
に広げていきます。

最終的には、この史料館には15万人の戦場体験を収め、すべての
体験記録をそのままの形で公開することを目標としています。

  ++++++++++++++++++

そして、高齢となられた元兵士のことばです。

 皆さん、私達は先の大戦の第一線から帰還し、未だに生き延びている
無名の元兵士です。突然ですが、是非お訴えをし、協力をお願いしたい
ことがあります。

ちょうど8年前、戦後60年を迎えたときのことでした。多くの
想いと共に、私達の戦場体験がもう直ぐ消えてしまうのではないか、
あの悲惨さを知る私達は、何も語らずに死んではいけないのではないか、
と気付いたのです。
僭越ながら其れを話し合った私達は、戦場を知る仲間達に一人でも多く
呼びかけてみようと思い立ちました。
今年は、戦後67年になります。
戦場からの帰還兵は310万人。8年前には55万人と推定できた
健在者ですが、その後の詳細は、「昔のこと」と言われ、すっかり
分からなくなりました。

戦場体験を遠い昔の悲劇と片付けてしまうのではなく、子や孫や、
其の先の世代の人に、私達の時代を考えて貰うための大事な歴史
として遺したいのです。

思いを共にする老若の力を合わせ、仲間達の体験を、そのまま無編集で
保存する「史料館」を設立するに至りました。
「史料館」は、戦場に駆り立てられた私達の、生身の体験談の集積で
あります。十人居れば十人の体験が有ります。私達は、最終的には
「史料館」に15万人の戦場体験を収納することを目標におきます。

是非、あの戦場体験を共有する皆様。一人でも多くの方の体験を
お寄せ下さい。ご連絡をお待ちしております。
お知り合いの兵士の皆様、そしてご遺族の方にも呼びかけて下さい。
また此の呼びかけをお知りになった若い方々も身近な兵士の所在を
ご連絡下さい。


                 (一部抜粋)

  ++++++++++++++++++++

公式HPでは動画で元兵士のみなさまの貴重な証言を視聴する
ことができます。

2.26事件を語る森雄蔵さんの証言 ⇒ 

70年近いむかしのことを、つい昨日のことのように鮮やかに思い
出して語るみなさんも80代半ばを過ぎた方がほとんどです。

重い事実の証言から私たちがなにを学び、いまのじぶんに引き寄せて
生かしてゆくかが問われているとかんじます。

 
きょうも杉並では蚕糸の森公園にてイベント開催中!
「踊る有象に見る無象 盆ダンス with 福島 つまり盆踊り」
楽しそう!! ⇒ 

なにかおかしい、ちがっているんじゃないか。。??
そういう声をしっかりあげること、がだいじです。

70年前はその声を上げることが出来なかった、反戦はおろか
徴兵逃れで身を隠せば家族ばかりか一族が非国民とよばれて
寄ってたかっての総いじめ社会であったわけで、その反省もなく
繰り越された昭和史はたいせつなものを欠いたままだったのでは
ないでしょうか。

戦時中の記録の誤りのため、不名誉を負ったままの軍人家族の
苦しみを描く記録映像がありました。
このように「個人の名誉」を軽んじる社会は間違っています。

国家の押し付ける価値観に逆らえばいのちが危うい、その抵抗者を
かくまうレジスタンス運動が育たなかったこの国です。
戦後も成熟をしないままに脆い社会をかたちだけ保ってきました。
その挙句の原発災害です。

かんがえや価値観のちがいを認め合うこと、の基本に立ち返ること
に尽きるのではないでしょうか。
ちがう意見を札束で封じ込めるようなことだけは許せませんが。

2012年はちいさな声がたくさんあがりはじめた記念すべき年と
なるでしょう。
すべてはじぶんの上に返ってくるのですから。
author:信愛書店 en=gawa, 18:04
-,
第一次全国キャラバン報告会&シンポジウム「戦場体験記録が語るもの」
朝日新聞夕刊1面で『語り継ぐ戦場』という連載
記事があるのでごらんのかたもあるかと思います。



そこに紹介された戦場体験放映保存の会では
12月につぎのような集会を企画しています。

第一次全国キャラバン報告会&シンポジウム

「戦場体験記録が語るもの」

日時:2010年12月11日(土)午後1時半 開演
 (午後1時 開場)
場所:イーストステージ・いけぶくろ(豊島区民センター6F)
東京都豊島区東池袋1−20−10 JR池袋駅・東口から
徒歩5分

本年は戦後65年。体験者なき“戦後“の時代を前に、元兵士
世代とその孫・子世代が集い、戦場体験のこれからを考えます。
ご参加をお待ちしております。

○映像報告会
実は自分達の映像記録を使った本格的な催しはこれが
初めてです。
保存会はまだまだお元気で直接ご自分の体験を話して下さる
「元兵士の会」の方がたくさんおられ、戦場体験を伝えるという
事ならそのほうが良いに決まっているからです。
今回はキャラバンの報告という趣旨から映像報告になりましたが
都会の証言には無い色合いや息づかいがあると思います。
その上で証言の断片映像で伝えられる事の可能性や課題を
私たちも学習していければと思っています。

○体験者と一緒に考える
保存の会は老若一体の運動としてやってきたのが最大の
特徴です。
だからこそ、自分達の記録をどう使って欲しいのか、元兵士と
考えたいと思います。それを直接聞けるのも今しかありません。
パネリストのお一人の小澤さんが「『小澤、お前は間違って
いる分かっていない』と体験者から言われるようなシンポジウム
だったらどんなに面白いだろう」と仰っていました。

     


12月11日 パネリストの方のご紹介です。

●小澤眞人氏 (1962年生) 元NHKディレクター、ラーニング
ビジョン代表
著書「赤紙 男たちはこうして戦場へ送られた」

 小澤さんは、NHKではETV特集など教育番組を中心に
制作してこられた方ですが、2,3年前にもアーカイブで
再放送された1996年のNHKスペシャル「赤紙が来た村 
誰がなぜ戦場へ送られたのかを」のディレクターです。
これは富山県旧庄内村の兵事係が敗戦時の焼却命令に
反して密かに資料を自宅に持ち帰り床下に保管していた
ものをもとに取材したもので当時市町村レベルの兵事資料が
丸ごと出てきた初めての例でした。
その後TV番組にするにはむかなかった部分を中心に上記
著書にまとめておられます。

●北村毅氏   (1973年生) 早稲田大学 琉球・沖縄研究所
客員準教授
著書「死者たちの戦後誌―沖縄戦跡をめぐる人びとの記憶」 
「死者たちの戦後誌」は沖縄戦の死者が戦後どのように
扱われ、埋葬され、悼まれ、記憶され、語られてきたのかを
検証した論文で450ページ弱と質量ともに本当に大仕事です。
(以下保存会的な視点でのご紹介で北村先生には申し訳
ないのですが) 沖縄の本土復帰運動と、その後の本土との
関係という戦後史の中でたとえば「ひめゆりの物語」の位置
づけや語られ方がどう変遷したのか「証言というものが時代に
よりそった言葉である」という事を実証的に指摘しています。
一方で本の最終局面、沖縄の「平和の礎」について書く
ところにシベリア抑留体験を持つ詩人石原吉郎の次の様な
エッセイを引用しています。
「死にさいして、最後にいかんともしがたく人間に残されるのは、
彼がその死の瞬間まで存在したことを、誰かに確認させたい
という希求であり、同時にそれは、彼が結局は彼として死んだ
ということを確認させたいという衝動ではないかということであった。
そしてその確認の手段として、最後に彼に残されたものは、
彼の名前だけだという事実は、背すじが寒くなるような承認
である」
沖縄戦に限らず、証言の時代性を見る冷静さと記銘性への
強いこだわりが今回のテーマの力になっていただけると出演を
お願いしました。

●上丸洋一氏 (1955年生) 朝日新聞社編集委員・
ジャーナリスト学校主任研究員
著書「新聞と戦争(朝日新聞取材班)」

 上丸さんは、07年から1年間朝日新聞に連載された、戦中の
自社報道の検証記事をまとめたチームの中心となっておられた
方で、ご自身は南京事件についての朝日の報道の部分などを
担当しておられました

 初めて保存会を知ったのは昨年の日比谷集会、偶々前を通り
かかって立て看板が目にとまりふらっと入ったとのこと。
取材ではなかったので普通に一般入場者名簿にお名前を残し
こちらも記者とは知らぬまま“つうしん”などお送りするように
なりました。
 そんな流れで今年の中野の上映&証言集会にいらしたの
ですが、その頃、夕刊1面の『人脈記』に「戦争を語り継ぐ」
という連載企画が決まり先日18日の第1回の記事となり
ました。
 
この取材のため今回のキャラバンには9月18〜21日の
長野番外編に全日程同行してくださっています。

シンポジウムは本当に興味深い方達が力を貸してくださる
事になりました。
限られた時間、逆にテーマが目移りをして仕舞わないよう
準備をしなければと心しておりますが、この方にこれが聞きたい
という事がありましたらご連絡ください。

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戦場体験放映保存の会
→ 会のブログ 
→全国キャラバンのブログ
 
 田所智子 tadokoro@notnet.jp

〒114-0023 東京都北区滝野川6-82-2
FAX: 03-3916-2676
TEL: 03-3916-2664(火・木・土日祝)
++++++++++++++++++++++++

author:信愛書店 en=gawa, 13:36
-,
新作『冬の兵士 血まみれの手を見つめて』10月23日19時より上映会@本の楽市第恐饐
昨23日の対談にはおおぜいのかたが来てくださいました。

『ルポ 悼みの列島』が1冊の本のかたちになるまでに
著者室田元美さんは記録したり、また見えにくい歴史を
掘り起こす地道な活動を続けているひとびとを訪ねます。

その原点ともいえるのが子どものころの思い出、それは
クラスの友だちがある日”在日”であることをみんなの
前で明らかにしたときのこと。

沈黙。
そして。

室田さんはそのときどうすればよかったのか、ずっと
こころのすみで考えてきて、そのことがいまのおしごとに
つながり、また生かされているようにかんじられました。

各地でさまざまな記録活動や市民的な政治参加(この
表現はおかしい、政治は本来市民のものだ)の活動を
しているかたが近況を話してくださって、にぎやかに
情報が飛び交いました。
 
一度でも顔を合わせることがどれだけだいじなことか、
和やかななかにも次へのステップが予感されるような
出会いが見られてたいへん有意義なひとときでした。

         

聞き手の田保寿一監督は各地の活動がこのような
『本』のなかで読みやすく紹介されることを通じて
また新たな読者を発掘し、出会いを広げてくれる
すばらしさを語りました。

参加者には完成間近の『冬の兵士供〃譴泙澆譴
手を見つめて』
よりこの会のために一部を編集した
短編DVDをおみやげに、と用意してくださいました。
10月23日、高円寺フェス『公園de本の楽市』にて
本編の上映会を開催いたします。

戦争の当事者とは誰か。

昨日の戦死者の名前を私たちは知らないけれど
それは知ろうとしないからではないのか。

明日、何をするべきでしょうか。
author:信愛書店 en=gawa, 22:28
-,
『レポ』ってこんなかんじ;ノンフィクションの缶詰。そして23日「記録する私、を語る」冬の兵士part2ミニ上映会あります。
信愛書店店頭風景。
レポ、はレジ前にあります。

s-2010 Sep 19 peach&REPO&flowers&ルポ悼み 033.jpg

一気に読んで、もういちど気に入ったページをゆっくりと
読み直したい、それがノンフィクション雑誌『レポ』の
おもしろさ。

これは!とおもったら年間購読をお願いします。
もちろん店頭でも購入できます。

そして23日(木)の6時から室田元美さんの
『ルポ 悼みの列島』出版記念の対談と
ミニ上映会があります。

       s-2010 Sep 19 peach&REPO&flowers&ルポ悼み 044.jpg

"戦争と人をめぐる旅。
語り伝える人びとをたずねて。”

その土地に根ざした記憶、記録を正しいすがたで
堀起こし、伝えてゆくためにはたらく人びと。
そこに若い世代が自分のこととしてかかわってゆく、
ちいさな”希望の芽”が見えてくることがうれしい1冊。

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反戦イラク帰還兵の会、IVAWのメンバーを追って
貴重なインタビューを記録する田保寿一監督が
制作中の第2作、「冬の兵士 part2」より一部分の
ミニ上映があります。

「冬の兵士」たちが提起する問題、それは国家の正義とは
なにか、ということが重要なテーマとしてあります。

それを記録するジャーナリストとしての立場から戦争の加害責任と
報道についてあらためて考えさせられていると田保監督。

伝えることをテーマに、おふたりの仕事のなかから
疑問や悩みなどを話し合っていただきます。
予約なしでも当日ご来場ください。

18時よりスタートします。
author:信愛書店 en=gawa, 12:44
-,
冬の兵士共柁如愎震訝罎寮鐓譟抓粟◇東北9都市リレー証言集会のお知らせ
昨年9月に2名の反戦イラク帰還兵を招請して証言集会が
各地で開催されました。(東京から関西方面、沖縄まで)

戦場の実体験とはどういうことだったのか、マスコミでは
なかなか伝えられることのない戦争のすがたが語られました。

祖国を守るために、また自由と平和の実現のためにと
「正義」を楯に集められ、志願して戦場へ赴いた若者たち。

s-2010Sep4 真夜中の戦場β 024.jpg

想像と余りにかけ離れた現実。
The first casualty when war comes, is truth.
戦争の最初の犠牲者、それは真実だ。

兵士の口からも語られます。
ならば真実とはなにか?

昨年の証言集会をもとに、兵士たちの「真夜中の戦場」を
表現したものが『冬の兵士 供戮任后
戦場を体験した兵士たちが語る失われた魂、とはなにか。
田保寿一監督がこの秋の証言集会のために編集をした
作品です。
会場でも販売予定、お問い合わせは;
冬の兵士製作委員会までどうぞ。
fuyunoheisi@gmail.com

以下、東北各地での証言集会のチラシをご紹介します。

この秋、さいたま市から山形、岩手県まで各地で
集会が企画されているとのことです。
IVAWより2名のメンバーが来日しての証言集会を
ご案内します。
お問い合わせは各地の実行委員会、または
コーディネート先(岩手県生協連)まで。
e-mail;sn.ikenren@todock.jp











author:信愛書店 en=gawa, 13:44
-,
「記録する私、を語る」室田元美&田保寿一対談、ミニ上映もあります。
9月23日《木》の対談企画は「ルポ 悼みの列島」著者
室田元美さんと映画「冬の兵士」田保寿一監督
お二人のお仕事をもとに、記録することの意義や
むずかしさ、について語っていただきます。

室田さんは;

拙著「ルポ 悼みの列島」は、日本ではどうしてもタブーと
なりがちな加害を伝える人びとに話を聞いたものですが
このほかにも、これまで広島、長崎、沖縄、東京その他の
地域で戦争で家族を失ったり、被害を受けた人びとの取材も
させていただきました。
加害者、被害者、両方の立場が交錯する戦争を、どう
捉えればよいのかはほんとうに難しいです。

テレビ朝日で報道をしていた田保さんは;

「”視聴率”を求めるあまり、真実を伝えるということを
おろそかにしてきたのではないか」

数多くの番組を作る中でTV局での仕事に疑問と
限界を感じたそうです。
そのごフリーとなり、イラク戦争を取材し、単独でアメリカへ渡って
冬の兵士反戦運動をする若者たちを記録したのが「冬のイ兵士」でした。
田保寿一監督の仕事と経歴は→こちら。

当日は室田さんの新刊と、そして「戦争の加害者とは何か」という
テーマで20分にまとめた田保さんの最新映像をもとに
お話をしていただきます。

ドキュメンタリー、ジャーナリズムそして聞き書きに
関心のあるかたはぜひご参加ください。
お申し込みはsabo.kouenjishorin@gmail.comまで。
9月23日 18時より
参加費1ドリンクつき 500円です。
author:信愛書店 en=gawa, 12:57
-,
”くちをぬぐう”ことと”ことばにできなかった”ことのあいだには
決して語らないことを"墓場まで持ってゆく"という言い方がある。
自分の個人的な事情や思いをなにもすべて人前にさらけだす
ことが潔いとはおもわないけれど、そういうときの秘密というものは
おおかた歴史的な評価を左右するほどのことが含まれる。
 


なかでも語らなかったことで知られるのは瀬島龍三など
大東亜戦争当時の大日本帝国大本営作戦参謀がいる。
指揮を執ったものが情報を公開しなければ全体像は
いつまでたっても藪の中、そこから学ぶことも出来ない。
もちろんすめらみことと呼ばれたあのひとも。

昨日座・高円寺では戦後65周年記念特別企画
日本とアジアの戦争記録映画と戦場体験者の声を聴く
というイベントがあった。

午後のシンポジウムに参加した報告をすこし。
テーマは『戦場を語り継ぐ』

谷口末廣さん89歳、黒田千代吉さん86歳、猪熊得郎さん82歳。

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谷口さん、戦闘ではなくひたすらフィリピン・ミンダナオ島の
ジャングルの中を敗走し飢えと戦った体験を話される。

追い詰められたある日、友軍の食料を分けてもらって
めずらしく肉を口にしてうまいうまいと食べた。
その近くにはももをそぎ取られた兵士の死体があった。

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黒田さん、ことばに詰まりながら一度だけ命令で中国人捕虜を
銃剣で突いたときのようすを語ってくれる。
広大な中国大陸をひたすら徒歩での行軍、いちども銃火を
交えなかった、とはいえ飢えと恐怖にさいなまれての
3,000キロがどれほどのものか想像もつかない。

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猪熊さん、82歳となかでも若いのは15歳で少年兵を志願したから。
愛国の情熱に燃えて親の反対を押し切って兄に続いて兵士に。
その兄は回天特攻白龍隊員として18歳で戦死している。
2年間のシベリア抑留から帰ってきたときにはまだ19歳だった。

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会場からの質問;
・過酷な条件におかれたときに、どのようなことがこころの
 支えとなりましたか?

谷口さん、大勢の餓死者が出たフィリピン戦線にあって
所属した8名のうち2名は病気で後方の大隊へ戻し
6名を全員家族だと思い、助け合い励ましあって最後まで
いっしょに行動し、投降して捕虜となって全員助かった。

黒田さん、出征するときに母親が両手を包んでくれて
生きて帰って来るんだよ、父もおばあちゃんもみな
そう願ってくれた、それがいつも自分をささえてくれていた。

猪熊さん、どうしても少年兵になりたいといってきかなかった
息子がいよいよ兵隊になるとわかったときに、父の見せた
しょんぼりとしたすがた、それが忘れられなかった。
なにがなんでも生きて帰って親孝行をしなければいけない、
そのおもいが自分を支えてくれた。
しかし復員する前の年に父は亡くなっていたことが残念でならない。

s-2010Aug10 元兵士@座・高円寺&夜景 014.jpg

また会場からの質問で「元兵士のかたは子どもや孫に
体験を直接語ってきたのか、そうしていればもっと世の中は
変わっていたかも知れない。そのことについての責任を
どのように考えているか聞きたい」というものがあった。

質問者の意図が読み取れなかったが、ようするに”不作為”を
問いただしているように聞こえた。
猪熊さんはこのようにいわれている。
"人間以下にならなければ戦場では生きてゆけない” と。
人間以下(そもそもここから想像に詰まる)になったじぶんの
姿を愛する連れ合いや子どもにぜひ伝えたいというひとがいたら
よほどの変人ではないかとおもう。
あなたはどうおもいますか?

水木しげるのゲゲゲ展が始まっている。
名作「敗走記」、「総員玉砕せよ」などは壮絶な画面だらけだが
水木さんによればこれでも真実から程遠い、と。
編集部でこれでは出版できない、と何度も書き直しを
させられたそうだ。

水木さんは戦後すぐから鬼太郎や戦争モノを描いている。
南方からなんとか無事に帰ることが出来た亡父は水木さんの
大ファンであった。

末端の下級兵士の不作為をだれが問い詰めることができようか。
責任、その語句を当てはめるべきなのは統治者であった
上層部ではないのか。
真実を明らかにするべきは歴史の表舞台にあってひとを
駒のように左右した責任者ではないのだろうか。

おろかな決断を繰り返さないためにも歴史の検証にすべてを
任せるべきではないか。
究極の情報公開。
事実を葬り去らないでほしい。
『責任』をつきつける相手を見極める必要があると
ことばの用い方を考えさせられた。

こうして直接にお話を聞きながらも、聞く人によってこうまでも
受け止め方がちがうものか、とそのことが印象に残った
シンポジウム、本日から会場はなかのZEROです。
author:信愛書店 en=gawa, 14:13
-,
テレビドキュメンタリー牛山純一『日本とアジアの戦争記録映画』@座・高円寺&なかのzero
戦場体験放映保存の会ではこの夏高齢になられた
元兵士のかたの証言を収録するために全国各地へと
ボランティアが出向いています。
この全国キャラバン「夏の陣」と並行して開催される
都内での企画です。
戦場体験放映保存の会も協力しています。

上映会の企画をした(株)ユニモトの吉丸さんの
インタビュー記事が
東京webに紹介されています。

戦後65周年記念特別企画

日本とアジアの戦争記録映画と戦場体験者の声を聴く

◎8/9日(月)高円寺
 会場:座・高円寺2
 ◆第一部:映画牛山純一の映像遺産〜日本はかくして戦った〜
 (映画上映)
  時間:11:00〜13:00
  入場料:無料 
 ◆第二部:戦場体験を語り継ぐ(映画上映と講演)
  時間:14:00〜18:00 
  入場料:1,000円

 

◎8/10日(火)〜13日(金)中野
 会場:なかのゼロ視聴覚ホール
 ◆第一部:映画牛山純一の映像遺産〜日本はかくして戦った〜
 (映画上映)
  時間:10:00〜12:00
  入場料:無料   
 ◆第二部:戦場体験を語り継ぐ(映画上映と講演)
  時間:13:00〜16:00 
  入場料 1,000円

※それぞれ、1部と2部は入れ替え制になります。

(株)ユニモトのブログには、上映される映画についての紹介も
出ています。
 http://katarazuni.blog20.fc2.com/
カテゴリ「戦後65周年」「戦後65周年記念特別企画」をご覧ください。




会場は高円寺と中野です。
貴重なフィルムと戦場体験者のみなさまのお話を
聞くまたとないチャンスですので、ぜひおでかけ
ください。
author:信愛書店 en=gawa, 11:11
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