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旅かもしれない〜川をすぎて雑木林へと
雲ひとつない温かな朝、戸田公園駅に集合。
戸田といえばボート。
その地名だけは知っていたけれど、はじめて降りた駅の看板は
戸田だらけなのだった。

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もっとおどろいたのはとにかく空がやたら広い。
東京湾に近い河川敷はもちろんのこと、埼玉あたりでも
荒川は堂々としてゆったりと流れている。
多摩川の雰囲気とはちがっているのに、意外と近くに奥多摩の
山々の連なりと富士山が見えていました。

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数百人は集まっておられたのではないでしょうか。
首都圏の版元さんを中心に、書店と業界関係者 関西からも
主要な書店さんがわざわざおいでになっていました。
ここ戸田公園にはOKC戸田センターが完成して、きょうは
そのお披露目パーティーだったというわけです。

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O(大阪屋)K(栗田)C(centerまたはcooperation)、は
昨年より部分的に試動、これから雑誌ラインほかが本格的に
動くということです。
周囲には巨大な流通倉庫業者が大きな間口で立ち並んでいます。
そのなかで出版輸送などの大型トラックが出入りしていました。
般出入はじつは早朝・夜間もあるので、そのためにも同業者が
集まっている立地が条件にあっていたということでした。

流通の現場に立ってみると、あらためて本は「モノ」なのだな、
とおもいます。
管理のために搬入の際に個別の重さとサイズを測定して登録を
するということでした。
ますます1冊1冊が(それぞれは同じつくりであるとしても)
個性を持った「モノ」として扱われているといった実感が
わいてきます。
その1冊が1メートルを移動するために、じつに多くの人の手を
経てはじめて可能だ、ということが見えるのです。

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たくさんの人の手をかけてモノが移動する、それはあるときは
あまり効率がよくないかもしれない。
世界有数のネット販売業者(読者よ悟れ)のように汗は人に
かかせてひたすら効率を上げて、しかしその結果の資本の蓄積
〈冨〉をどこかの一部の秘密の仲間だけが手にするという古典的な
手法は果たしてこれからも有効なのかどうか、そういった構造に
疑問がつのるのは私だけでしょうか?

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この経済状況の息苦しさは、これまで当たり前と思われてきた
産業構造が土台から崩されようとしているからではないのか、
そのときにどうしても直面せざるを得ない巨大な壁、あるいは
底知れない深淵を示唆しているように思えてなりません。

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1年かけて存分に広げた枝葉を惜しげなくすべて散らし、
またゼロからやり直す木々たち。

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その足元でコントの掛け合いを真剣に繰り返す大きな
声が延々と響いていました。

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埼玉県戸田公園からすこし離れた武蔵野の雑木林まで
カラスならなんなくひとっ飛びかもしれません。
自由と引き換えに、どれほどのものを手放すことになったのか
その覚悟もないものに語る資格などないかもしれませんが。

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本の中ならどこまでも散策が広がります。
「わたくしが旅から学んだこと」 兼高かおる
「パリから向かうフランス映画の港町 ジャック・ドゥミと
ヌーヴェル・ヴァーグの故郷を訪ねてシェルブールから
ロシュフォールまで」
関根 敏也 (著, 編集, 監修), 小出 ゆきみ
「きもののたび」18才の蒼井優の表紙です。〈古本〉

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ご紹介する本は新刊と、ものによっては古本もあります。
セレクトされた本棚をお楽しみください。
本の世界はどこでもパスポートが不要です!
ただひと言、『本が好き!』と。
author:信愛書店 en=gawa, 20:29
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