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なかひらまい作「名草戸畔(なぐさとべ)」信愛書店&茶房 高円寺書林にて販売始めました。「スプーの日記」もじき入ります。作品展も準備中! #book
STUDIO M.O.G.より刊行されている「名草戸畔(なぐさとべ)」
が入荷しました。

著者なかひらまいさんはトランスビューより「スプーの日記」1〜3
出す絵本作家でもあります。

北尾トロさん編集のレポ4号には新ルポルタージュ『ピー・スポットを
探せ!』が
巻頭記事で掲載されているのでご覧になったかたも多いと
おもいます。
 

   s-なぐさとべ8.17 001.jpg


この作品は、
名草地方(現在の和歌山市と海南市)で
語り継がれてきた
古代の女王
名草戸畔(なぐさとべ)の伝承をもとに
構成したものだ。


名草戸畔(なぐさとべ)とは、
紀国(現在の和歌山県)に
およそ二千年前に実在したと思われる
女性首長のことだ。
『日本書紀』に、ひと言だけ、
神武に殺されたと記されている。
土地には、ナグサトベの遺体を、
頭、胴体、足の三つに分断し、
三つの神社に埋めたという伝説もある。
多くの人は、名草戸畔(なぐさとべ)は
神武あるいは神武軍によって、
遺体を切断されたという。


ところが、わたしが調べていくうちに、
一般的に語られていることとは違う伝承を
郷土史家・小薮繁喜氏と
海南市の「宇賀部神社(おこべじんじゃ)」
宮司家出身・小野田寛郎氏から採集した。


わたしは、この二人が見ている
古代の風景を描いてみたいと考えた。

            ==公式HPより==

この作品はまず全文フリーダウンロードから始まりました。
それについて;


全文フリーダウンロードを終了したのは、
最近、ダウンロード数が減ったからです。
ところが書籍の注文は増えています。
古代史ファンが、
フリーダウンロードよりも
書籍を求めているのであれば、
全文フリーダウンロードは
やめどきなんじゃないかと思いました。

封印された伝承を世に広めることが
この本をつくった第一義でした。
誰も知らない伝承を広めるには
全文フリーダウンロードが一番だと思い、
フリーダウンロードありきで
単行本化をすすめました。
すると3,500ものダウンロードがありました。
全国・全世界の古代史ファンの
3,500台のパソコンに
この伝承が収録されたわけです。

          ==公式HPより==

このこともまた興味深い現象です。
こうして多くの読者にさまざまなかたちで届けられた古代の伝承、
いまに続くものがたり。

信愛書店、茶房 高円寺書林にあります。

なかひらまいさんはミニえほん、魔術師見習いのスプー人形など
いろいろな作品を作っていらっしゃるので、カフェギャラリーで
作品展も開催していただく予定です。
どうぞご期待ください!
author:信愛書店 en=gawa, 12:54
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