- 春の知らせ レビーさん、焦らずに待ちましょう。
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-2017.01.05 Thursday
春の陽を受けて窓辺のカトレアの鉢もまどろんでいます。
「やらなくちゃいけない」ことが山のように押し寄せる、
長いことそんなふうにじぶんを追い立てて生きてきたHHさん。
努力のひと、くふうを凝らしてさまざまな困難を乗り越えて
きた、HHさんはそういじぶんがだいすきです。
レビーさんがやってきて以来、努力しようにもからだが、こころが
言うことを聞いてくれない。
なぜこんなにやる気が起きなくなったのかしら。。。
いったいあたしはどうなっちゃうんだろう。。
だれもその答えはわからないんですよ、HHさん。
アメリカ大陸のインディアンの言い伝えでは、酋長が毎日太陽に
向かって睨みを利かせているからきちんと日が昇るのだ、という
話があったような気がします。
いや、すこしちがうかもしれないけれど、そうしてがんばる
ひとりの男がいるから世の中は回るのだというようなこと
だったようにおもいます。
はやばやと年賀状も買い込んだし、とじぶんらしく迎えたはずの
年末だというのに、一向にペンを執ろうとはしないままに新年を
迎えてしまいました。
焦りがないのよ、とHHさん。
書かなくちゃ、という気が起きないの。
いいことかもしれません。
こんなじぶんではいけない、そうして一直線に猛スピードで
走ってきて、やっと一時停車のちいさな駅に降り立った、そんな
きぶんといったらいいでしょうか。
書きたいときに、書きたいひとにおたよりをすればいいのでは、
というと、そうね、というHHさん。
デイサービスのスタッフさんたちがじつにこまやかにじぶんたちの
ことを見ていてくれる、それを毎日毎日うれしそうに話します。
お正月明けにはじまるデイを心待ちにするHHさん、お仲間も
スタッフさんたちも待っていてくれる、よかったね。
トースターで朝のパンを焼いたら真っ黒焦げになって。。。
おまけにトースターまで焼けた跡がつくほどに。
サツマイモをレンジでチンして、これまたトースターで
焼け焦げてカラカラになってしまいました。
ヘンね、そんなことなかったのに。
ヘンになっているのはトースターではないんですよ。
でもだいじょうぶ、HHさんがきげんよくいてくれることが
なによりみんなをうれしくしてくれるから。