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出版娘の日常;取次編
出版娘の日常 第7回 恥ずかしいのに気づいてない

先日、また取次さんにご相談に行ってきました。
本の顔、カバーは果たしてこれでよいのか? というご相談です。
ほんもののカバーを印刷してしまう前に、事務所のプリンターで印刷し、
別の本にくるっと巻いて持ち込みます。

担当者の方、本をじっと見て、くるっと回して裏を見て、ひと言。
「ずいぶん高価な本に仕上がりましたね」


見ると、本体価格のところに「16000」と!
ゼロがひとつ多いよ〜!!

本印刷に入る前に気づいていただいてよかった…。

さらに、中身をパラパラとめくりはじめたので、
「あのう、それはダミーなので、全く別の本にカバーを巻いていますよ」
と言うと。
「そうですか。…で、なぜこの本にしたんですか?」
「あ、その辺にあったものを適当に持ってきたんですが」
「そうですか…まあ、結構です」

どうして中身の本がそんなに気になるのか、そのときは緊張していたので
ギモンにも思わず退座しました。




しかし、別の取次さんにお邪魔したときも、担当者の方は同じ質問を。
「どうしてこの本を?」


緊張で手一杯だった私もさすがに気づき、帰社した後
いったいどんな本を持ってきたんだっけ?」とパラパラめくってみると、
それは『消えた殺人者たち』(ミリオン出版)という本で、惨殺死体やら
容疑者のアップやらが盛りだくさんのものなのでした

ギャー!! 編集部にあった本を適当に手に取っただけなのに、よりによってこの本を!!!

出版社最大の取引先である取次様の担当者に、ヘンな嗜好があると疑われてしまうー!!

次に顔を出すのがちょっと恥ずかしくなった、春の出来事でした。
ちなみに、どうしてそんな本があったかというと、弊社ブログで別の人間が
「あの事件を追いかけて」という連載をしているからなのでした。

(イメージ画像は編集部で作成したものですが、だらけたハマグリの
 ようにしか見えないのがう〜んイマイチ)
author:信愛書店 en=gawa, 10:38
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