| BLOG TOP | 地図& en=gawa 利用案内 スケジュール |  |
検索 | RSS | ATOM |
春の雪
昨日は雪が舞いました。





積もるかと思うほどのぽってりとした雪。









雪の結晶が
見えるか。。。


やはり
むりでした。

雪国(いまはそういう呼び名も遠くなってしまった
ところが多いかもしれませんが)のひとが
みたらおかしいような、でもなぜか雪が舞う風景は
こころが騒ぎます。

東京もむかしはずいぶんと積もるほどに雪が降って
坂道に出かけてそりやスキーをはいて遊んだことなど
思い出します。

長靴の中に雪が入ってしまって冷たかったことなど。



お年寄りが子どものころのことをつい昨日のことのように
話すのをきいて、むかしはふしぎな気持ちでしたが
なんと気がつけばじぶんもすっかりおなじことを
していました。

原種に近いクリスマスローズ、ノイガーです。
一番寒い時期に優雅なすがたで華やかに咲いてくれます。
author:信愛書店 en=gawa, 12:30
-,
「だれがいちばん?」豆書林新作は札幌から〜雨の日は
ハードカバー、そしてアップリケをほどこした布表紙の豆絵本が
札幌のpecoさんから届きました。



だれがいちばん?
いくつになってもじつは気になるのはおなじ。

温もりをかんじるやさしい布表紙の本です。
さらにいい作品を作りたい、と3月に内田さんが教えてくださる革装の
ワークショップに札幌から参加してくださるpecoさん。
みなさんほんとうに研究熱心で向上心にあふれています。



もうじき3月、ひな祭りですね。

         hina


冷たい雨の日は保存食の瓶詰めをつくります。

国産のネーブルオレンジをみつけました。
輸入される柑橘類はなにかと問題の多い薬品が使われているので
レモンなどもできるだけ国内産を求めます。

かなり強い苦味があるので、ゆでて水に晒して、を繰り返します。
グラニュー糖、ハチミツで煮詰めますが、ほどよく残った苦味と
オレンジの香がさわやかなおいしいママレードが出来ました。



カフェのトレードマークの時計草。
ほんとうは元気な葉が繁っているのですが、寒のうちにいったん
切り戻してやります。

もうじき新しい芽がうごきだすでしょう。
いまは短い春休みをいただいています。


bin
                  
 (布テープは倉敷意匠計画室のもの、手作りノートや製本にぴったり)

ピクルスもスパイスをたっぷり入れて、でもお酢のにおいはさすがに
強いので急いで切り上げます。
カリフラワーはターメリックでエスニックな風合いになりました。

レモン、オレンジ、リンゴを赤ワインとスパイスを入れていったん
煮立たせてからさらにグラニュー糖、ザラメ糖、ハチミツで
しっかりと漬け込みます。

ほんとうにきれいな紅色のフルーツ漬けのできあがり。
これはケーキに焼きこんだり、また添えたり、トライフルの
トッピングにもなります。

塩漬け、酢漬け、砂糖漬けはむかしからの知恵です、いちど
おいしさを味わうとつぎつぎ作りたくなりますよ!
時間をおともだちに、おいしいものをつくってみませんか?
author:信愛書店 en=gawa, 11:18
-,
墨田区の現代美術製作所◇タノタイガ 個展 『T+ANONYMOUS』◇のご案内
東向島で町をあげてユニークなアート活動に取り組んでいる
現代美術製作所のイベントをご紹介いたします。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

現代美術製作所
タノタイガ 個展 『T+ANONYMOUS』
開催のお知らせ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



  このたび現代美術製作所では、
2009年3月7日より29日にかけて、
アーティスト・タノタイガによる個展 『T+ANONYMOUS』
(タノニマス)を開催いたします。
自分自身を10分1スケールの木彫で制作し、プラモデルのキット
のように展示することで、既成の彫刻の概念を問い直す「タノモ
デルシリーズ」 (2003)。ブルーシートやダンボール、トラ縞
のロープなど、ホームレスの用いる素材で作ったスーツ一式と、
それを身につけ、サラリーマンに混じって東京の街を徘徊する映
像とのインスタレーションにより、グローバル経済下の都市生活
の表裏を皮肉に視覚化した「サバイバルスーツセット」(2004)。
精密な実物大の木彫で再現した某有名ブランドのショルダーバッ
グやコインケースを、ネットオークションに出品したり、実際に
海外まで持ち歩く様子を映像化した作品で、アートやモノの価値
を支えるシステムそのものにゆさぶりをかける「ボーダーライン
プロジェクト」(2005、2006)。
タノタイガは、私たちが日常、知らず知らずに支配されている、
見えない価値やシステムをテーマにした数々のプロジェクトで
現在大きな注目を集めています。
タノタイガのイニシャルであるTと、匿名性を意味するANONYM
-OUSを合わせてタイトルとした今回の個展『T+ANONYMOUS』
では、これまで 様々な場所で展示されてきたため、なかなかまと
まったかたちで鑑賞する機会のなかったこれらのプロジェクトを、
初めて一堂に集めてご紹介いたします。
ぜひこの機会にご高覧くださいますよう、どうぞよろしくお願い
申し上げます。

現代美術製作所 曽我高明

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
タノタイガ 個展 『T+ANONYMOUS』〈開催概要〉

            

●会期:2009年3月7日(土)〜29日(日)月曜・火曜休み 

●時間:12:00〜19:00  土・日・祝は12:00〜18:00
※3/8(日)は21:00までオープン     

●会場:現代美術製作所
〒131-0031東京都墨田区墨田1-15-3
※東武伊勢崎線・東向島駅より徒歩約3分
地下鉄銀座線・浅草駅より東武線に乗り3つ目 / 東武・北千住駅
より浅草方面(各駅)に乗り4つ目 / 地下鉄半蔵門線直通、東武
・曳舟駅で北千住方面各駅に乗り換え1つ目

●入場:無料 ※3月28日のワークショップは一部有料

●タノタイガHP http://www.taigart.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈会期中イベント〉

★3月7日(土)17:00〜20:30 :オープニングパーティー 
※参加費無料。どなたでもお気軽にご参加ください。

★3月8日(日)14:00〜18:00:
サンキューアートの日・特別イベント「新川貴詩のアート界就職
セミナー」
アーティストになりたい、キュレーターを目指したい、ジャーナ
リストやギャラリストに興味がある、でもその方法が、いまひと
つよくわからない……。そんな 人たち向けて、美術ジャーナリス
トの新川貴詩が、手取り足取り、アート界で活躍するためのコツ
とかヒントを個人レッスン。よろず相談、お引き受けいたします。
そうはいっても、身の上話に終始するかも。だらだら話を覚悟の
上、ご参加下さい。
定員:5名前後 / 料金:無料 / 申し込み方法:メールにてお申し
込み下さい。shinkawa-t@nifty.com
※一人当たりの所要時間は、申込者の人数次第で決定します
※申込者多数の場合は、抽選となります

★3月28日(土)13:00〜17:00:
ワークショップ「おめんDE似顔絵」
タノタイガの直接指導により、タノニマスのお面で、自分だけの
オリジナルのお面をつくるワークショップを行ないます。上記の
時間帯で、随時ご参加になれま す。
※参加費無料、完成したお面は500円でお持ち帰りになれます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●お問い合わせ:現代美術製作所(曽我高明)
TEL/FAX 03-5630-3216   携帯070-5013-3820
E-MAIL factory@c-a-f.jp     HP http://www.c-a-f.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■協力:アサヒビール株式会社、EAT&ART TARO、
    有限会社オンアット
■主催・企画:現代美術製作所

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎◎◎ おまけ情報 ◎◎◎

向島では、3月7日より15日まで、鳩の街通り通り商店街の鈴木荘
2階202号室、NPO法人向島学会運営の〈アートスポット鳩や〉に
おいて、岡山のアーティスト、三宅航太郎による「向島おしょく
じプロジェクト」の成果報告展を開催します。
食事のおみくじ「おしょくじ」で、50軒の地元飲食店との偶然な
出会いをお楽しみください。
詳しくは〈鳩や〉ブログまでどうぞ。
http://hatoya.exblog.jp/10346379/

author:信愛書店 en=gawa, 11:54
-,
「突撃!! 取次レポート」 出版娘がゆく〜そして桂書房
 本がどのように作られ、取次店という問屋の流通網に絡めとられて

書店の棚にまで行き着くのか、無事に読者の目に届くまでを
ぎんこさんの日常からすこしだけ見せていただきましょう。

今回は飛び切りの笑顔をもって大きな営業にゆくぎんこです。

多忙な中、河津桜のすがたもちゃんと撮影する余裕が。

そうでなくちゃね!


・・・・・・   ・・・・・・   ・・・・・・

出版娘の日常 第6回


今回は「突撃!! 取次レポート」ということで(そうだったか…?)、ある日の
打ち合わせをこっそり報告してみます。
■■■■

とある取次会社に、新刊のご相談に行きました。巨大なビルの中でも、
新刊を取り扱ってくれる窓口は1つ。1日百数十冊は出る新刊を数人の
担当者が捌いています。出版社側は現物を見本として何冊かおさめなければ
なりません。私の勤める出版社が契約している取次会社は6社。
1日で全てまわるとすると、20〜30冊は持って出なければなりません。
重い荷物を抱えながら、番号札をとって待機します。

混んでいると、30分待ちは当たり前。やっと呼ばれて担当者の前に座ります。
ここから、書籍のPRタイム。資料を駆使して本の紹介をします。ここでキモと
なるのは「いかに売れる本か」…も大事ですが、むしろ「どのジャンルで、
どんな年齢層の、どんな人に向けた本か」を説明すること。前回お話しした
「本のお見合い」がうまくいくようにするためです。

大手の出版社さんは、全冊指定をとっているところも多い模様。
流通する全ての本の行き先を出版社側が決定するのです。
多くの書店をまわっていないと到底できないことであり、素晴らしいと
思います。しかし取次会社におまかせで配本していただくことによって、
思いもかけないニーズを発掘することもあるんじゃないかな、とも感じます。
そこからベストセラーの花咲くこともあるのです。

さくら

さて、汗だくで説明を終えますが、取次担当者はいたってクール。
担当者:「ふむふむ。それで、何部入れていただけますか?」
(どんなに売れなさそうな本であっても、このように優しい言葉を
使って下さいます)
ぎんこ:「全部で3000部を刷ったので、御社には1000部取り扱って
いただきたいです」
(この会話だけで、どの取次会社でお話ししているのか分かる人もいるでしょう)
担当者:「希望搬入日はいつですか?」
(取次会社に本を入れる日。そこから全国に散らばる)
ぎんこ:「4日後の●日を希望します」
(いつもの経験から、NOといわれないような日にちを恐る恐る言ってみます。
繁忙期は延長されることも)
担当者:「分かりました。2日後の●日、午前中にお電話して確定部数を
確認して下さい」
(ここでは部数は決定せず、あくまで希望部数を述べるのみ)
ぎんこ:「ありがとうございます。次回はこういう本を出したいと思っていて…」
(次の本のPRタイム。アドバイスを求め、手短に終えます)


なんとかスムーズに終了!
しかし一息ついてもいられません。全国の書店さんでほぼ一斉に発売する
ためには、当日の内に取引先の6社を全てまわる必要があります。
今日だけは、タクシーを使っていい日。コマドリのように、動き回ります。

・・・・・・   ・・・・・・   ・・・・・・

さて、コマドリのように活躍するぎんこさんですが以前に
ご紹介をしたようにミニコミの編集長でもあります。
ミニコミ『葬』の記事はこちら

このたび「つみきのいえ」と「おくりびと」がアカデミー賞を受賞した
ことは本当にうれしいニュースでした。
映画が生み出されるきっかけとなった本『納棺夫日記』は刊行されたときから

注目した作品だったので信愛書店で手に取られた方には印象に残る

1冊だったのではないでしょうか。

その桂書房がじつは1月につぎのような栄えある受賞をしていました。

梓会出版文化賞:富山市の「桂書房」、特別賞に輝く/富山

◇地方の問題に責任、地道に刊行続け−

勝山代表1人で設立、四半世紀

(毎日新聞 富山版)

今回の映画を企画した主演の本木雅弘さんも感銘を受けた
1冊の本、そして版元があらためて注目されていることに
出版文化の底力を感じて励まされたおもいです。

ぎんこさんが『葬』で取り組んでみたかったように、生と死は日常の
とても近いところに息づいていて、どちらか一方だけで世の中を
照らすわけにはゆかない、どちらもないことにするとその裏側から
とんでもないモノがたち現れて・・・・・


読みながらさまざまな思いが浮かぶ一冊。
続きは本誌をごらんください。


『葬』は信愛書店、高円寺文庫センター、茶房高円寺書林で販売しています。

author:信愛書店 en=gawa, 10:38
-,
予告;4月にサラ・ブラウンのワークショップできるかも!
 昨年の豆本企画展に参加してくれたサラ・ブラウンから
お便りが届きました。

英国ヨークシャーでブックデザインなどを教えているサラは
日本語の勉強を始めたので、と日本語で書いてくれました。


sarah japanese
          (  art book   sarah brown  )


そして4月に日本に旅行でくる、ということなので作品を展示して
できればユニークなワークショップを開催してほしいとお願いをしています。

昨年の企画展『〜あるいは旅人展』でのサラ・ブラウンの作品です。









豆本、ということでちいさな作品を展示していただきましたが
アートのオブジェとして『本』の魅力を表現してゆきたいと
製作しているサラです。

4月をどうぞお楽しみに!
author:信愛書店 en=gawa, 11:36
-,
いのりゆう☆タロットカフェ
 タロット占い師、祈優(いのりゆう)のコラム


宿命は変化しない、静かなもの。
運命は、絶えず変化するもの。
才能、個性は大切なもの。
宿命をしっかり把握して、美しい花を咲かせること。

ユリは、ユリの花の美しさ。
菊は、菊の花の美しさ。
バラは、バラの花の美しさがある。



この言葉は占いの師匠から受けたものです。


ヒトは、それぞれの宿命を背負って生まれてきます。
そして、それぞれ違った花の種を持って生まれてきます。
その種を成長させ花を咲かせることが、自分が番輝けること。
しっかりと認識し、自分自身を受け止め
運命を切り開いていくことの大切さを感じます。

占いで自分を知ると、生き方が少し楽になりますよ。

私自身、九星気学や西洋占星術などにより
自分の根底に宿っているものを知り、
生き方が少し楽になったような気がします。

ご予約は下記までお願いいたします。
inori@mbr.nifty.com







<高円寺書林のスケジュール>

  次回は高円寺書林3月3日(火)です。
  高円寺書林は、通常、毎月第1の火曜日に月に1回、
占いイベントをおこなっています。

完全予約制で、現在の空きは17:30〜、18:00〜、20:30〜

<その他のカフェのスケジュール>

蒲田のカフェ「まやんち」
http://homepage2.nifty.com/mayanchi/inori.html
土日祝日・平日など月2回。

阿佐ヶ谷のカフェ「イネル」
http://inelle.petit.cc/
第3火曜日に月に1回。

中野のカフェ「カルマ」
http://karma-marka.org/
第3日曜日に月に1回。

吉祥寺の「セイナカフェ」
http://www.seina-cafe.net/
不定期で開催。

原宿のタロット占い館オフィスコスモ
http://www.c-uranai.net/cosmo/
鑑定の他、気学・タロット・手相などのスクールも担当しています。

祈優のブログ
http://tarot8inori.blog100.fc2.com/

<得意な占術>
タロット、九星気学、西洋占星術、手相、風水
author:信愛書店 en=gawa, 12:09
-,
2月22日◇きょうは猫の日 書評カレンダー
 ----- 猫、人生への客人 -----

『黒ねこのおきゃくさま』

 ルース・エインズワース著  荒このみ訳
  山内ふじ江 絵 (福音館書店)
 


猫は、ほとんどの場合、人より先に死んでしまう。

猫は生命のサイクルが人より随分短いから、出会ったときから
別れは不可避なものであり、その意味で、全ての猫は人の前に
ある日姿を現し、やがては去っていく「客人」のような存在で
あると言える。

猫を愛するほど、当然ながら猫が去ったときの悲しみは深い。

ペットロス」による精神的なダメージから立ち直れず、
こんなにつらい思いをするのなら、二度と猫と共に暮らすのは
嫌だ」と言う人もいる。

しかし私には、それはあまりに淋しい考え方に思える。

人生のいっときを共に過ごした客人、そのかけがえのない
思い出まで、失われてしまっているように感じるからだ。

猫は逝ってしまう。でもそのことによって、猫と共に
暮らした幸福な日々までが喪われるわけではない。
物質としての猫の存在はこの世になくなっても、猫の記憶は
胸に残り、その丸く温かな体を懐に抱いているかのように、
心の内を温める、永遠に消えない「猫あんか」になる。
 

くろねこ    

                (photo bon-neko)

『黒ねこのおきゃくさま』はまさしくそういう物語だ。

20世紀前半のイギリスの児童文学者ルース・エインズワースの
作品で、もともと、「シェルオーバー」という名の亀が不思議な
物語を語って聞かせるという形式の物語集、『かめのシェル
オーバーのお話』で、最初に語られる物語である。
それを独立させ、絵本としたものだ。

雪の夜、餓えた黒猫が貧しい老人の家を訪れ、老人は、
自らも空腹なのに猫に食物を与え、一晩の温かな寝床を与える。
すると翌朝猫が……というようなストーリーである。
餓えた来訪者への食物の提供、姿を変えた来訪神、動物への
親切に対する報恩などといった伝承説話の型やモティーフ
備えてはいるが、随所に際立っているのは「猫と共に居る
ことの喜び」だ。常に人間のもとから去ってしまい、別れの
悲しみを必ずもたらすことを知っていながら、なぜ人は猫を
飼うのか、そのひとつの答えを描いているように思える。

特に猫を喪った悲しみに沈む方に、ぜひ最後のページを
読んで欲しいと思う。
 

そして何しろ、手練の“猫描き”山内ふじ江による
「黒ねこ」の絵が文句なし!(だってうちの黒猫に
そっくりだし♪)なのである。
 


●おまけでもう1冊のご紹介
  『ポテト・スープが大好きな猫』

(テリー・ファリッシュ著・村上春樹訳・
バリー・ルート絵/講談社文庫)
 

『黒ねこのおきゃくさま』同様、老人と猫の話で、どちらも、
べたべた優しくしすぎないおじいさんと雌猫の距離感がいい。
2005年に大判の絵本として出版されたのが、昨年12月に
文庫で登場している。

                      - 蔦谷香理 -

author:信愛書店 en=gawa, 23:29
-,