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出張茶房高円寺書林@柳瀬川
28日から 「出張茶房高円寺書林@柳瀬川」

中央線以外で販売をしたことがないので、どきどき。



池袋から東武東上線。

北に向かって走ります。

15分もすると外に

土とみどりがふえてきて

なだらかな傾斜地の畑に

とうもろこしの花が

そよいでいました。

家のつくりも農家の構え。

市民農園らしき囲いが

いくつも見えます。

志木のとなり駅、柳瀬川。
いいひびきです。



              
新聞チラシです。
このお菓子は猫の里親会の世話人小梅さんから。
小梅さん、お住まいがこちら方面だとか。

駅前の商店街ぺあも〜る、の空き店舗を借りての古本市。
その名も”本の村 夏まつり”
サマーセールにあわせての催事です。

楽市・本屋の会のメンバーにお願いして、参加させていただきました。




駅前に見慣れたスーパーのサミットが。

にぎわっているように見えますが、少し離れたところにできた
ショッピングセンターにひとが集まるようになってしまった、とのこと。



「本屋さんがなくなって、ほんとに寂しいと思ってたのよ」

朝からちらほらとのぞいてくださいます。

茶房 高円寺書林のテーブルです。
女性向けのかわいい本、おしゃれな本と楽しいポップアップ絵本を
そろえてみました。



倉敷のマスキングテープなど、かわいい小物も手にとって
いただきたいですね。

いま話題の「1Q84」上下巻も並べてみました。




店内の古書店さんたちの棚作り、さすがみなさん手馴れていらっしゃいます。
すっかりここは”本屋さん”



駅のホームからの眺め。

いいとこなのにお店が成り立たなくて、テナント募集していました。



高円寺から1時間あまりの郊外、初めてのまちでどんな
本がお客さまの手に届くでしょうか?

ちいさな旅気分を味わいながら中央線に乗り換えました。

このなんでもあり、のごちゃまぜ感はたしかに個性だな、と
あらためておもいながら。
author:信愛書店 en=gawa, 23:45
-,
第2回本の楽市〔夏〕情報 ☆ セキミホコ蔵書票入りました
 
第2回『本の楽市』は7月18日〜8月2日
座・高円寺にて、新刊・古書店のコラボレーション、にぎやかに
展開します!

最終の2日間に『一箱市』も予定しています。
8月1日、雨でできないときは2日の予定。
いま準備中のフリーペーパー”こ・ら・ぼん”にてご案内します。
『一箱市』に参加希望のかたはまずは実行委員会までメールを
お願いいたします。
メールは→kouenjirakuichi@gmail.com

楽しいカードも製作中。
もらってうれしい、描いて楽しい〜
!!
そう、お絵かきが楽しめる特製カードです!

詳細はこれからお伝えしてゆきます。

そして人気の型染め作家セキミホコさんの蔵書票作品が
とどきました。



5種類のデザイン、色違いもあってほんとうにすてきです。

本日より神保町にてグループ展に作品を展示しています、という
お便りもいただきました。

アートブックショップ abcギャラリーにて

こちらにもぜひお出かけください。

本日これからねこねこしいイベントが始まります。

猫がほしいかたはお見合い会場にいらしてください。
猫が苦手な方は、申し訳ありませんが夕方までご遠慮ください。

勝手ながら1日だけの猫カフェになります。
author:信愛書店 en=gawa, 12:04
-,
岩波8月新刊『冬の兵士』日本語版 出版記念会準備中
DVD『冬の兵士』を扱っていますが、いよいよアメリカで刊行されていた
ドキュメンタリー本『冬の兵士』がこの夏に出版されます。


国家の行うもっとも大きな事業、それが”戦争”。

物語文学、叙事詩といわれるものは戦乱の中に蹴散らされたひとびとの
悲しみと無常を謳いあげているものが多いのはどの民族もかわらない
ようにおもいます。

時の王、権力者と呼ばれるものでさえ、やはりひとりの人間。
そういった多くのばあい悲劇に終わることをこれまでの歴史が
教えてくれているというのに、学んでこなかったというべきでしょうか。

この本に登場するアメリカの若者たちはごくふつうの暮らしをする
どこにでもいる愛国者たち。
国のため、正義のため、そして家族のために兵役につくことを
選択したものばかりでした。

よりよい暮らしをしたい、そのために大学へ進学したい、なかでも貧困層と
位置づけられる家庭の若者たちにとって、ほかに有利な選択があるとは
おもえない。
自分らの親の世代はベトナム戦争を戦い、また祖父の世代は第2次世界大戦を。

戦場で仕事をする、その結果学費免除で大学へゆけるというリクルート。
誇りの持てる選択であることに疑問を抱くことは難しかった。
父たちも祖父たちも戦場での出来事を率直に語ってこなかったから、
重い沈黙の結果がいっそう深い傷を祖国に、若者たちの未来に負わせてきた
と言ってもいいのではないか。

詳細は堤未果氏のルポ岩波新書「貧困大国アメリカ」にあります。

しかし現実の戦場は理性の通用しない殺戮の連続。
おそらくいつの時代もあった残忍な暴力の嵐、それが超近代兵器の
開発でさらに想像を超えて深く広くひとの命を、理性を、こころを
破壊している。

敵も味方もなく。

イラク、そしてアフガンの戦場から帰還した兵士たちはじぶんたちの
汚れた手をさらけ出して、見せてくれる。
国家に逆らうもの、という目で見られることを覚悟で立ち上がったかれらの
言葉は重い。

”わららこそが愛国者だ”
非道な戦争をする国を変えたい、と。

超大国アメリカの真実のすがたを写す、これはちいさいけれど
透明度の高い鏡です。



8月6日出版予定となりましたので、関係者で出版記念の会を
準備しています。
マスコミ情報には流れないイラク、アフガンの現地情報、そして
アメリカの「冬の兵士」たちの平和運動の最新レポートをスペシャルゲストに
スピーチしていただく予定です。

平和を願う一冊の本の出版をめぐって、あらたなネットワーキングが
生まれようとしています。
田保寿一製作の『冬の兵士』は各地でしずかに自主上映されています。
上映会の予告などは→こちらを

このDVDは購入されたかたが自由に上映して多くのひとに見てもらって
結構だ、ということです。
上映会を開催する際は田保さんへ連絡すると告知してくださいます。

DVDは信愛書店、高円寺文庫センター、茶房 高円寺書林にて
3,000円で販売しています。
author:信愛書店 en=gawa, 23:54
-,
針仕事
おかかえのお針子さんがいます。

本日の作品はお針子F.


       

茶房 高円寺書林のイメージにあわせて、エプロンを作ってくれました。

ほかにもカフェのテーブルスタンドのシェードや、カーテン、コースターを
ちくちく縫い上げてくれるのはお針子Y.

やさしい気持ちをこめて、居心地よくすごしていただけるように、と。

本日は紅茶のケーキを焼きました。

author:信愛書店 en=gawa, 10:56
-,
まいどねこねこしい〜
・なんだ、片足上げたままで、まぬけだぞ
・だって、東国原知事が『総裁候補なら・・・』って
・べつにオレ自民党員じゃないし
・ぼくだってこわいから投票所っていったことないけど
・いってどうする



ねこでさえこれほど真剣に憂えているというのに、まったく。
というか、これほどのブラックジョークが飛び交うほどに
シャレがわかる国になりつつある、ってことかも。




こちら『山猫や』さんのポートフォリオです。
作品紹介、愛用している製本道具の紹介などすべてが版画の
りっぱな小作品集にもなっています。
(ポートフォリオは非売品です。)

新美南吉の作品をそれぞれ和とじの豆本に仕上げたシリーズが
そろいました。

ご要望が多いぽち袋、もうじき送っていただけることになりました。

それからセキミホコさんからも蔵書票ができたので、という
うれしいお便りが届きましたので近いうちに並びます。

ていねいに作られたすてきな紙モノ、倉敷意匠計画室のものが
人気ですが、いま新製品をを作っているとの事です。

カタログNo.2ができたらいっしょに発売になるので、お楽しみに!

デザイナー井上陽子さんの本が発売になりました。
すてきなコラージュ作品の作り方を惜しみなく手ほどきしてくださる1冊で
どのページも見逃せません。




うつくしい写真は椿野恵里子さん。
コラージュ作品の魅力をいっそう引き立てる、すてきなコラボレーションの
1冊となっています。

切る、貼る、飾る。
『写真と紙でつくるコラージュ』 は雷鳥社から。

      ****************

今週末のねこねこしいイベントですが、27日土曜日です。

高円寺 猫里親会★開催★1時〜


里親会、そして各地で猫の保護活動をしているみなさんの
交流会があります。
そういうわけで27日は大勢の猫たちが(もちろん箱入りで)集まります。
里親希望のかた、ぜひきてください。
お問い合わせは世話役の小梅さんまで、サイトは→こちら

お昼過ぎの数時間、猫が苦手なかたはご遠慮ください。
勝手ながらよろしくお願いいたします。
author:信愛書店 en=gawa, 12:32
-,
NOBUYUKI TSUJII × YUTAKA SADO
朝靄のむこうからゆっくりと光が立ち上がるころ
にぎやかに瞬いていた赤や青の都心の明かりが
そっと眠りにつきました。
     


日の光、そしてまた炎の揺らめきに明るさを見てとる
私たちですが、それらを目ではなく耳であるいはまた
こころで感じ取るひとがいます。

光を目で見ることが出来ない辻井伸行くんがすばらしいピアニストに
成長して第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人初優勝。

小学生のころの彼を追ったドキュメンタリー番組を見てからずっと
応援してきました。
”○○のテーマ弾いて〜!”
と学校でお友だちがリクエストすると、ほんとうにうれしそうに
みんなのために演奏をする、それもいまとおなじに笑顔で首を
ふりながら。

からだ中で喜びを表しながら、といった演奏をみるとだれもが
ひきつけられてしまいます。

初めてのCD debut には感激しました。
名曲の演奏のすばらしさはもちろんのこと、オリジナル曲が
どれも魅力あふれるものだったのです。

なかでも『川のささやき』は大好きな1曲です。
辻井君の指先からあふれる音符が目の前で川となって流れてゆく
その冷たいしぶきがかんじられるようで、また心地よくなるといった
楽しさあふれるものでした。



そしていよいよラフマニノフピアノ協奏曲第2番のCDが出ました。

若さあふれる、と言ったらよいでしょうか。
まっすぐで力強い。
重い旋律のところは明らかに重く。

指揮者佐渡裕が熱心に指導するようすのレコーディング風景も
DVDで見ることが出来て、演奏風景とともにうれしいディスクつき。

ラフマニノフ本人の演奏による録音も聴いたのですが、これが
同じ曲であるとは思えないほど印象が異なりました。
老境に入ってからの演奏でありましたから、その旋律に込める
思いというものがまた深さにおいても格別であった、のかもしれません。

演奏家として入り口に立った、と辻井君は自分でもいうとおりに
これから進む道をどんどん切り拓いていってほしいとおもいます。
そして自作の曲もたくさん聴かせてほしいと願っています。

(彼の曲はこちらで試聴することができます)
author:信愛書店 en=gawa, 14:35
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雨の訪問者 ひげがあったりなかったり
傘が手放せない週末。

雨の中を来てくださいました。



劇団員のみなさん、名前はまだないそうです。

・お芝居の台本とかできたんかな?
・わくわく
・どきどき
・でるぞでるぞ



7月にはじまる猫毛フェルト作品展と猫毛フェルト指人形芝居!
俳優さんたちが勢ぞろい、打ち合わせに余念がありません。

公演日程がわかり次第にお知らせします!
書林にて、またぱちか村にても出張公演を予定しているとか。
俳優さんたち、毛づくろいをしっかりしてね、期待してますよ!





そして、夕闇を迎える頃にまたちいさなお客さま。

・ええと、灰かぶりのシンデレラはこちらかな?
・いえいえ、ここの台所にはおりません
・それは困りました、お迎えにあがったのですが
・もうじきアリスたちがまいります
・ではそのころにアリスたちを乗せる馬車をつれて
 くることにいたしましょう



「アリスとわたしの夏休み」
あなたのアリスをお待ちしています。




ではごめん!

ときおり顔を出してくれるやもりさんでした。
author:信愛書店 en=gawa, 12:07
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