- 大晦日に
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-2009.12.31 Thursday岡山の版画家雨玉舎さんの寅ぽちぶくろ、はがきなどが人気で
年明けにさらにいただくことになっています。
雪の大晦日です、とお便りがありました。
この1年、おつきあいくださった読者のみなさまに深く感謝いたします。
豆本について、そしてとりわけ出版業界と本についての話題に敏感に
反応してくださるかたが大勢いらっしゃることが励みになって続けて
こられました。
寛容と忍耐は平和のいちばんの友です。
けっして武器ではなく。
それを支えるものが真の知でなくてはならない、そう信じます。
本に育てられ、本を愛するおおくのみなさまとともにあたらしい
本の世界の可能性を見つけに行きましょう。
よい
お年を
お迎えください
信愛書店
高円寺文庫センター
茶房 高円寺書林
- いつもそこにあるもの
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-2009.12.30 Wednesday大きな変革がおこったこの1年でした。
私たちの努力や働きかけの結果としてなにかが
かわる、それもたしかなこと。
なにもかわらないで失望するとしても、それもひとつの経験。
ふと街角にある庚申塔に気づきました。
ていねいにお掃除してあって、おそなえとお花があります。
これは西荻のしずかな住宅街にあるものですが、茶房 高円寺書林の
ちかくの庚申塔にもお参りするひとが絶えません。
手を合わせ、しずかに礼をして立ち去るすがたは時代をこえて
なにか訴えるものを感じます。
ほこらの横には、堂々たる大木がそびえていて、おそらくこの御神木に
寄り添うように建てられたのではないかと思われるのでした。
人の手によらない、ということはそれは神の手によるものだと
おもわれたことでしょう。
人の手が万能にちかづき、神の手に迫る勢いのこのごろです。
であるならば、まことにかみさまはいたずらもの。
いつかはひとはこのように壮大な勘違いでかみさまの座を
脅かすようになるであろう、それも十分承知の上でおつくりに
なったとすれば、この地球という緑の星の上で演じられた
創造と消滅のものがたりは美しいというべきでしょうか。
それに気づいているものだけが醒めた目で謙虚にこの
現在を受け入れることが出来るのかもしれない。
1年の節目はそのためにある、きっとそうにちがいありません。
一寸先のこともわからない、だからこそ古いほこらや御神木に
手を合わせたり、立ち止まって頭をたれることで時の流れの
なかにあるじぶんを取り戻すことが出来るような気がします。
すくなくてもこのようなことに思いをめぐらせることが
年末の風景に溶け込んでいる、のですから。
あすは大晦日。
- つながる/ひろがる/フェミジャーナル
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-2009.12.29 Tuesday以前は婦人民主新聞といっていましたが、いまでは
ふぇみん
1946年9月20日第三種郵便物認可
女性が主体で発信する情報がほとんどなかったころから
続いてきた歴史があります。
・・・画像はふぇみんHPより・・・
絵を描いたのはイラクのサブリーン・ハフェド、12歳とサインが見えます。
「癌を発症して失明、『私は死にます。でも私の絵でチョコレートの
パッケージを作っていると聞いて幸せ。募金でイラクの子どもたちを
助けて。ありがとう』と小さな声で言い残して死んだ。」
・・・ふぇみん2010年新年号 サブリーンの夢 より
今年も、JIM-NET イラクの子どもたちへの医療支援のチョコ募金が
始まりました。
チョコ募金はイラクの子どもたちに薬を届けるための募金です。
白血病の子どもの1日の薬代は約400円。
チョコ募金一口500円から約100円の経費を引いた金額が、子どもたちの
医療品に使われます。
(チョコは、缶入りで六花亭のハートチョコが5つ入っています/一口)
申し込みは、4口(2000円)を1セットとし、セット単位で申し込んでください。
配送手数料は、1セットにつき100円。5セット以上は500円です。
詳細は→こちらへ
ふぇみんの記者さんとお話をしながら、いまの、そしてこれからの
情報発信や市民のつながりについて考えました。
いつでも、お日さまの元、月明かりでも読めるのが紙の印刷物の強み。
そこにあらわれたのがネットコンテンツという異分子。
そのどちらも自在にあやつって使いこなすことが賢い消費者であり
市民ということになるでしょう。
くれぐれもあちらがわにこき使われることのないように、自重
したいものです。
世界のニュースでは爆発物テロ、国内では無事年越しできるか
きびしいおおぜいのひとがアントニオ猪木の炊き出しに何度も
並んではお替りする映像が流れます。
そのなかでひときわなごませてくれるのが、そうあの歌姫スーザン・ボイル!
この国にいま必要なのはこのようなあたたかい笑顔ですね。
これからもっともっとすてきな歌声をきかせてほしい、詩とうたには
ひとを揺り動かし、生き返らせるちからがある、どこのくにでも
みなおなじです。
茶房 高円寺書林は本日で年内の営業をおわります。
ゲストのみなさま、毎日のようにお顔を見せてくださったみなさま
ほんとうにありがとうございました。
新年は3日より営業、おいでをお待ちしています。
- ステキな出会い「ねこの輪」◇キャットシッターの巻
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-2009.12.28 Mondayはじめまして。「キャットシッターにじねこ舎」の羽行(はぎょう)ミエ子です。「キャットシッター」という言葉、
なかなか聞きなれないコトバ
だと思います。にじねこ舎のお仕事は、杉並区・中野区の猫専門のペットシッターです。環境の変化があまり好きではない猫さんが自宅で安心して、そしてちょっぴり楽しくお留守番ができるよう
お手伝いいたします。 シッティングの内容は、器を洗い新しいごはんとお水の準備をし、トイレもきれいに整えます。 遊びが好きな猫さんは、たっぷりとスキンシップをとり、怖がりの猫さんにはなるべく負担がかからないように配慮しながらお世話をします。
・・・にじねこ舎のブログより、モジョねこさん1年6ヶ月ほど前キャットシッターのパイオニア・南里秀子さんの「キャットシッター養成講座」を卒業し、シッター修行中は本当にたくさんの経験をさせていただきました。猫さんたちにも支えられ、2009年11月25日・いいにゃんこの日に いよいよ独立開業。「にじねこがいるから、お出かけ中も安心ね」と皆様・猫さんからかわいがられ、頼りにしていただけるようしなやかで丁寧なお仕事をしてまいります。そして、南里さんと出会いキャットシッターになるきっかけの場と
なったのが何を隠そう、高円寺書林さんなのです。 こんなステキな出会い「ねこの輪」が今後も大きく広がっていくといいな、と思います。皆様・ねこさん、どうぞ末永くよろしくお願い致します。(動物取扱業登録番号:第003748号)☆訪問エリア:杉並区阿佐ヶ谷を中心に西武新宿線・中井〜上石神井、JR中央線・大久保〜西荻窪、地下鉄丸の内線・中野坂上〜荻窪 こちらの駅からバス利用も可能です。お気軽にご相談くださいませ。☆お問い合わせ先
- そらあるき10号 金沢より入荷
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-2009.12.27 Sunday金沢のミニコミ『そらあるき』です。
お待たせしました、10号とバックナンバー9号がとどきました。
いつもお世話になるBENLLY'S & JOBさん、ありがとうございます!
旅のおともに、そして行けないときはそれぞれのページから
ちょっぴり旅の気分を味わうことができます。
茶房 高円寺書林、高円寺文庫センター、信愛書店で販売しています。
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そらあるきの表紙写真を担当しているマーク・ハモンドさんの写真集が
発売されました。
近日中にこちらも入る予定です。
お楽しみに〜☆
- ささめやゆき作品展◆明日まで
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-2009.12.26 Saturday好評いただきましたささめやゆき作品展も明日が最終日です。
本日のトーク&サイン会にはおおぜいのお客様にご来場いただきまして
ありがとうございました。
お問い合わせいただきながらスペースの都合上ご希望にそえないかたが
たくさんいらっしゃいましたこと、お詫びいたします。
ご案内のはがきにもありました絵は
アデュー サリュー
帯にあります
こんにちは、さようなら
問われるままに、おもいつくままにささめやさんのものがたりは
アンデルセンのガラス瓶からマヤコフスキーの詩『夜』
そして割れてもいいとおもっているガラス絵、というより
割れてこそいのちだ、と言い切る潔さへとつづきます。
で、なんだっけ・・ととなりの編集担当M嬢の助け舟を
借りてはやわらかなことばで深い泉の底に沈むものを
そっと教えてくださったのでした。
絵が大好きです!
ちいさなこどもさんから大人まで、そういうファンのみなさまに
温かいことばをかけて、サインと絵を書いてから、奥様
お手製のトレードマークの帽子とコートを羽織ると暮れてきた
高円寺の雑踏へとさっそうと歩いてゆかれました。
幻戯書房のみなさまにもお世話になって、すばらしい作品展が
できて多くの皆様に喜んでいただくことができました。
ほんとうにありがとうございました。
ことしもあとわずか、茶房 高円寺書林は29日の17:00まで営業します。
信愛書店と高円寺文庫センターは元旦のみお休み、2日より営業します。
それでは
サリュー
- ”タダで展望サロン感覚に浸れる〜”
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-2009.12.25 Friday
出版記念イベントのお知らせ
『格安!B級快適生活術 都市の裏ワザ本』
2010年1月15日(金)19時〜21時要予約(お申し込み20名様まで)
■入場料 500円
(1ドリンクとB級グルメライター田沢氏おすすめのミニおやつ付き)
3人の著者が、衣食住、娯楽、旅などの裏ワザをお伝えするとともに、
ご来場の方々の質問に答えます。
場所「茶房 高円寺書林」東京都杉並区高円寺北3−34−2
03−6768−2412
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