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BGMはストーンズでした@転石茶会その2
鉄瓶にしゅんしゅんとお湯が沸きました。

緋毛氈にお客様をお迎えする用意がととのって
主人である転石さんの袱紗さばきにみな見入るなか
ゆっくりとお茶会が始まります。



「転石 どこでも茶会」が東京新聞に紹介されて、記事を
ごらんになって、というかたも。
・お茶の作法、なにも知らないけどいいですか?
・どうぞどうぞ、そういうかたこそぜひ体験していただきたいんですよ!
・お菓子を先に食べていいんですか?
・オイシイデスネ!コレハナントイウオ菓子デスカ?
・これは手づくりの胡桃餅なんですよ、黄な粉をまぶしてあって
 土の中から新芽が出てくる、そんなイメージでカボチャの種を
 のせてあります。



春らしい淡い色合いのお着物のかた、また水玉模様のポット柄の
帯を締めてきたかた、とお茶会の雰囲気が華やぎます。

転石さんの深い緑色のお着物は気に入ったものを染め直して
あるの、と。
ここにきてくださった方同士で楽しんでいただきたいから、と
いろいろ話題を提供するのも主人のお役目。



掛け軸、飾りものもみな若いアーティストさんの作品です。
男性の参加も多くて、みなさんお茶会イベントを楽しみながら、
これからあたらしい斜面に転がってゆこうという転石さんの
試みを精一杯応援しよう!という温かな空気が流れていました。

背筋をしゃんっと伸ばして、なんとも粋なおすがたが素敵な
転石さん、まずは一服、お茶の心をみごとに見せてくださって
ありがとうございました。
BGMのストーンズのCDを提供してくださったかた、そして
スタッフのみなさま、ほんとうにお疲れさまでした!

    +++++++++++++++

さて、茶房 高円寺書林つぎのアートイベント企画は
春のポストカードフェアです。
ポストカード&グリーティングカードのオリジナル作品を募集します。
3月末に劇場座・高円寺にて2日間の展示販売、そのごカフェギャラリー
にて展示販売をいたします。
詳細は明日掲示いたしますのでみなさまのご応募をお待ちしています。
author:信愛書店 en=gawa, 23:00
-,
転石@春のお茶会 本日2時より
住まいのマンションのロビーにはいつもすてきな
お花が飾られています。

趣味でアレンジメントを習っている方が、みなさんで
楽しんでいただきたい、と惜しげなく毎週あたらしい
作品をかざってくださいます。

    

ちいさなゆきだるま、春の日を浴びて笑っているようです。

さて、きょうはお出かけ日和になりました。
本日2時より転石さんのどこでも茶会、はじまります。

おいしいお菓子もつきます、ぜひ春の一服を味わってください。

お気軽にお寄りください。
author:信愛書店 en=gawa, 11:36
-,
坊さん、です。
内緒にしておきたかった、だって密教系だし。

でもそおっと紹介します。

    

『何ぞ志を言はざらむ』ノ巻
ではじまる坊さん入門の書。

『生まれ生まれ生まれ生まれて』ノ巻
これは「おっさん」として、の項。

『去去として原初に入る』ノ巻
時々、僕の名前は君だ、これは著者の白川密成さんのなかから
うまれたことば。

「僕は、なんだか”生きている”ことはお祭りみたいだと
おもうんです」
仏教では使わないけれど、これが”司祭”の本来のすがたかも
しれません。

遠くにいるひと、ではなくすごく身近な存在のはず。
いつも暮らしに坊さんを!

『僕は坊さん。』 
白川密成(四国八十八ヶ所霊場第五十七番札所・栄福寺住職)

ミシマ社、ことしはじめての新刊です。
author:信愛書店 en=gawa, 10:50
-,
なしのつぶて?考
人気の漫画家さんの初期作品の新装版がいよいよ発売、という情報を
得てさっそく営業担当者へアクセス、とおもったができない。

・あの、こちら○○書店と申しますが新刊□△×のご担当のかたに
 ご相談したいことがございまして。。。
・いま会議中なので担当者が誰かわかりません
・いつわかりますか?会議は何時まで?
・わかりません、そのごの予定もわかりません

このすごい会話は冗談ではなく、よくあるタイプの一例です。
その後、なんとか担当さんと電話でお話ができたのですが
こちらの希望していた漫画の原画(刷り出しですが)の展示について
2週間たっても返事がありません。

いちど問い合わせをしましたが、いま作家さんと検討中ですので、と
いわれてそのまま。

これって一応ビジネスなんですが。。。
でも出版社にとって書店がああだこうだと言ってくる、やれ品物くれとか
(小売店が注文するのがそんなにうっとうしいのかね?!)
そういったやり取りがまるで業務外のクレームであるかのような
対応がまかり通ってきたこの異常な業界。
中堅、とこちらにはうつる版元もここにきて営業部門の経費節減とやらで
書店営業の予算をばっさりカット、人気があったPR誌も廃刊の憂き目。

また、戦前からの老舗出版社のひとつもたいへん苦戦が
伝えられていますが、やはり一般社会のビジネス常識から
見ても大きく外れているといってよい気がする。

あるときイベントで大掛かりに新刊を販売しようと企画したので
営業部長に電話でご挨拶をしようとしました。
べつにそんな必要もないのだけれど、編集者がたいへん苦労して
仕上げた本なのにもかかわらず社内で冷遇されている、と聞いた
ものだから、書店が熱心に販売に取り組むので見ててくださいよ、
というほどのきもちだった。
ところが部長は会議中、いつ終わるかわからない、そのごの予定も
まったくわからないので、つまりいつ電話すれば部長とお話が
できるかがわからない。

いつ終わるかわからないような会議、ってこれだけでもういかに
この業界が病んでるかわかる。
こういう言い方を許してしまう職場だ、ということが。

用向きをその電話でも伝えているのだから、お遊びでお茶に
誘ったりしてるんじゃないことはわかるはず。
部長とはそれっきりです。

ううーん、一般社会ではご挨拶したいとオファーがあれば
手が空いたときに電話一本かけ直してくるのは常識では
ないですか?

新入社員で知らないならともかく、部長職といえばあなた社員の
リーダーですよ。
そしてそういう職場にありがちなのが電話を受けたものが
名乗らない。
これも少なくありません。
受話器置いたらもう何もなかったことになってしまいます。

もちろんそうでないしっかりと誠実な対応、のところもまだまだあるので
かろうじてこの業界もやってますが、ため息つきたくなる現実が
重く足を引っ張るのは事実。
新規参入の電子書籍はじめweb業界の細やかなサービス対応を
知るようになると、これまでの出版の伝統に欠けていたのが
どういうことか、考えさせられます。

こうしてアマチュアがみんなして勝手に書き散らすようになった
この時代、じゃ本物のプロの仕事、っていうのを見せてほしい。

おちのないお話、受験シーズンということで。
author:信愛書店 en=gawa, 11:06
-,
ecrit エクリのリレーコラム
宇野亜喜良さんの画集やユニークなアート作品の本を
ていねいに作っている出版社のecrit(エクリ)のHPでは
たのしい読み物のコラムを用意していらっしゃいます。
 →出版物はこちらをごらんください

そのコラムになにか書きませんか、とお誘いをいただきまして
なつかしく思い出すひとりのお友だちのことを書いてみました。

建築家、編集者そしてアーティストのみなさまに紛れこんで
なにやらつたない思い出話をひとつ紹介させていただいたものです。

そのかたのお庭にはちいさな花がいつも咲いていました。
ある年の暮れに数え年100歳で旅立たれて、主のなくなった
早春の庭に福寿草の群れが輝いていたのがついきのうの
ようになつかしく思い出されます。

ecritのコラムは→こちらから

宇野亜喜良さんも映画についておしゃれな文を寄せて
いらっしゃいます、ほかのみなさまの魅力的なエッセイも
どうぞお楽しみください。
author:信愛書店 en=gawa, 11:20
-,
転石のどこでも茶会★お着物でいかがですか
今週末は賑やかイベントがあちこちで開催されます!

まずは茶房 高円寺書林にて気軽な、それでいて本格的に
おいしいお茶を味わえるイベントです。



お茶会は2010年 1月31日(日)15:00 〜17:00

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2010年第一弾、転石によるお茶会を催します。

Kazuさんの手作りお菓子もご用意しております。
お気軽な格好でお気軽におこしください。
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※お抹茶600円(お菓子つき)

日曜の午後、ちょっとおしゃれに着物でお出かけしてみませんか?
椅子席もありますので正座が苦手、というかたも安心です。

西荻窪のshop「豆千代モダン」のブログでも”着物でいくとより楽しめそう”
とご紹介いただきました。
着物に興味があるかた、豆千代モダンはご存知ですか?
ブログなど情報は→こちらから
このお茶会は東京新聞でも紹介してくださるようです。

また、西荻ブックマークでは31日夜につぎのイベントがありますが
じつはすでに満員御礼となっています。
でも浅生ハルミンさんのイラストがほんとうに楽しいのでここに
ご紹介をしました。

第39回 「私は古本ストーカー 田村七痴庵独演会 Part3 
〜彷書月刊編集長と浅生ハルミンの奇妙な関係〜



毎月ぜいたくな本のイベントが開催される西荻ブックマーク、メルマガも
発行していますので関心ある方はぜひ登録をおすすめします。

西荻ブックマークのサイトは→こちらから
author:信愛書店 en=gawa, 12:34
-,
本日のカフェ営業は18:00までです
本日はかってながら18:00までの営業とさせていただきます。

      

高円寺純情出版界という出版関係者の勉強会がありまして
本日は光文社新書『一箱古本市の歩きかた』の著者である
南陀楼綾繁さんにおはなしをしていただきます。

全国で盛んに開催される本のイベント、なかでも人気なのが
一箱古本市、という形式のフリマですがそれらの企画にかかわったり、
また取材をされてのレポートです。

昨年座・高円寺にて開催された『本の楽市』についても
ページを割いてくださいましたので、このように新刊書店と
古書店のコラボレーションを試行している店主たちも参加して
これからさらに展開するとしたらどのような可能性があるか、などを
いっしょに考える会にしたいと思います。

なによりも本に関わるすべてのひとが元気になるような、その
ために役立ちたいという南陀楼さんのお気持ちがうれしくて
これからも『本』と読者の楽しい出会いをいろいろと企画して
ゆきたい、そう考えています。

本日の会は会員制ではありますが、内容に関心ある方なら
参加も出来ますので、希望される方は右のメールにお問い合わせください。

●第18回  講師 :南陀楼 綾繁氏(ライター・編集者)

タイトル:「一箱古本市から見る『本』の在り方」

参考 ■http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/

●開催日:1月26日(火)

●定例会次第
18:30 受付開始
19:00 開会
19:00〜21:00  南陀楼氏からの報告、質疑応答、討論
21:00〜23:00 懇親会(会場近辺を予定)

●場所:「庚申文化会館」高円寺純情商店会集会所2F
高円寺北3−34−1 
(茶房 高円寺書林へ入る角の建物です)
author:信愛書店 en=gawa, 10:31
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